今年の夏は気温が高く、熱中症リスクもあるためなかなか屋外で運動する気持ちになれませんでした。
涼しくなってきた今の時期は、運動を始めるのに良い季節です。
さあ、運動して、ため込んだ脂肪を燃焼させましょう。
運動は重要
糖尿病の治療は、食事療法・運動療法・薬物療法の三本柱からなっており、治療に極めて重要です。運動することでインスリン抵抗性が改善し(インスリンが効きやすい体になる)、血糖コントロールが改善します。それは合併症の予防にもつながります。また、筋肉や骨を強くする効果もあります。体重減少・脂肪減少効果も期待できますし、高血圧や脂質異常などの改善にも効果があると言われています。
服・靴・準備運動
気候に合った、運動に適した服を着て運動しましょう。
靴はご自身に合った運動靴がお勧めです。
急に体を動かすと、体のあちこちが悲鳴をあげます。しっかりと準備運動を行いましょう。
運動が勧められない方も
いいこといっぱいの運動ですが、患者さんの病態によっては体に良くない影響を及ばすことがあります。
9月20日のコラム「運動を始める前に確認しましょう」をお読みいただき、ご自身が該当しないかどうかご確認ください。
お悩みの時は
「私は運動していいのかな」「どんな運動を、どれ位したらいいのかな」とお悩みの方、受診時スタッフにお声がけください。
糖尿病専門医の院長や、糖尿病療養指導士の資格を持つ看護師が相談にのり、一人ひとりの生活に合ったアドバイスをいたします。
いつでもどうぞ。
ふくおか内科クリニック
看護師
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