電話予約

WEB予約

アクセス

診察時間

当クリニックについて

医師紹介

doctor

院長(医学博士)

福岡 勇樹

Fukuoka Yuki

学歴

  • [平成10年]秋田高等学校卒業
  • [平成16年]自治医科大学卒業

所属学会・専門医

  • 日本内科学会:総合内科専門医
  • 日本糖尿病学会:糖尿病専門医・指導医
  • 日本糖尿病協会:療養指導医
  • 日本老年医学会:老年科専門医・指導医
  • 日本甲状腺学会:甲状腺専門医
  • 日本医師会:認定産業医

職歴

  • [平成16~18年]秋田大学医学部附属病院・秋田赤十字病院で研修
  • [平成18~21年]市立阿仁病院内科・公立米内沢総合病院内科
  • [平成21~22年]秋田大学医学部附属病院 糖尿病・内分泌内科
  • [平成22~25年]男鹿みなと市民病院内科
  • [平成25~令和2年]秋田大学医学部附属病院 糖尿病・内分泌内科
  • [令和2年11月]ふくおか内科クリニック 開院

ふくおか内科クリニックのホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
院長の福岡勇樹(ふくおか ゆうき)と申します。
このページでは、ふくおか内科クリニックを開業するに至った経緯のご紹介と、僭越ながら自己紹介をさせていただきます。

大学卒業後、地域医療へ

私は平成10年に秋田高校を卒業後、自治医科大学に入学いたしました。自治医科大学卒業後は、秋田県内の医師不足地域において地域医療を行うことが決まっておりました。医師不足の地域では1人で何でもできることが求められますので、医師になって最初の2年間の研修医時代は、「何でも屋」になるために特に専門を決めずに幅広い医学を学ぶことを心がけました。

研修医を終えて、はじめて赴任したのは北秋田市の病院でした。経験の浅さから地域住民の方々にはご迷惑をおかけしてしまうこともたくさんあったと思います。それでも、必死で頑張って一生懸命尽くすことで、患者さんから温かいお言葉をかけていただくことが徐々に増えてきました。医師になって最初の9年間の地域医療では「患者さんに寄り添うこと」の大切さを地域の皆様方から教えていただきました。これは私の医師としての原点でありますし、ふくおか内科クリニックの理念としても掲げさせていただいています。

何でも屋から専門医へ

その後、私は糖尿病内科を専門としていくことに決めました。糖尿病を良くするということは、様々な病気を予防して健康寿命を延ばすことに繋がるということが非常に魅力的だと思ったからです。

糖尿病を中心とした生活習慣病を治療するには、単に薬を出すだけではなく、日々の食事や運動習慣などの指導をさせていただくことが大切です。場合によってはその方の人生に大きく踏み込んでいくことになりますので、決して軽く考えられることではありません。なぜなら、全く同じ生活スタイルの方はいませんし、ひとりひとり食事や運動に対する考え方も違うからです。私は、糖尿病などの生活習慣病を診させていただくときは、その方の気持ちを尊重した治療を選択していくことを最も大切に考えております。そして、数ある治療の中で最善と思われる選択肢を提案することを心掛けています。ぜひ、血糖値・血圧・コレステロール・中性脂肪・尿酸値などが気になる方はご相談いただけますと嬉しく思います。

開業への経緯

私は秋田大学病院で、糖尿病専門外来・甲状腺専門外来を長年担当してきました。また、秋田県内各地の病院へも外来応援に行かせていただきました。上で述べさせてもらったように私が考える診療の理想的なかたちは「患者さんひとりひとりの生活スタイルにあった治療の提案」なのですが、大きな病院の外来はいつも大変混雑しており、患者さんのお話をじっくりと聞くことに限界を感じていました。そこで、クリニックを開業することで外来の時間帯や曜日を広げて、糖尿病患者さんに対してより良い治療をしたいと考えました。また、全国で最も高齢化が進行している秋田県で、地域医療で学んだ「何でも屋」としての経験を生かして地域住民の方々の健康維持に貢献したいと考え、ふくおか内科クリニックの開業を決意するに至りました。

秋田版CCRCについて

今回ふくおか内科クリニックが開業させていただく「クロッセ秋田」では、秋田版CCRC事業の拠点施設という側面をもっております。このCCRCというのは簡単にいうと、高齢の方が元気なうちに移り住んで、地域と交流しながら健やかに生活していくためのコミュニティです。今までの高齢者施設と違って、地域に溶け込んで多世代と共働し、仕事・社会活動・生涯学習などに積極的に参加するといったポジティブな要素が多く、将来介護が必要な状態になってしまっても継続的にケアが受けられる、心と体の安心が得られるコミュニティを目指したものです。私は、CCRCは高齢化が進んだ地域でのひとつの理想像と考えておりますし、秋田駅前という立地はそれを実現するために大きく役立つと思います。私の医師としての専門領域のひとつに「老年内科」があります(高齢者糖尿病のサルコペニアというテーマで、医学博士号を取得いたしました)。これまで勉強したことを生かして、CCRC入居者の方の健康管理や予防医療に力を尽くしたいという思いから、この度クロッセ秋田での開業に至りました。秋田版CCRCのコンセプトのひとつである「地域住民の健康増進」という部分をしっかりサポートしていきたいと考えております。

余談です

私の趣味は、将棋です。と言いましても、将棋道場に通ったり段位を有したりするような本格的なものではなく、プロの対局を観て楽しむ、いわゆる「観る将」が大好きです。大学時代に「観る将」にハマってから約20年間、将棋タイトル戦は全て観戦してきましたし、羽生善治さんや藤井聡太さんなどの有名棋士の棋譜は全部、専門ソフトで並べています。それなのに、自分ではほとんど将棋を指したことがありません(笑)。実際にやってみたら、自分はどれくらいの棋力なのだろう?と思うことがあります。

最後に

ふくおか内科クリニックでは

  • 1.糖尿病の専門医として、患者さんお一人お一人に最適な治療を提案し、合併症から守ります。
  • 2.甲状腺の専門医として、きめ細やかな甲状腺ホルモンのコントロールを行い、通常の日常生活を送れるよう治療いたします。
  • 3.老年病の専門医として、秋田版CCRC事業のサポートを行います。そして、高齢者の方に寄り添った、親しみやすく相談しやすいクリニックを目指します。
  • 4.総合内科の専門医として、お体のことはなんでもご相談いただければと思います。
  • 5.まごころと笑顔をモットーに患者さんを受け入れ、受診者の皆様が心身共に健康で幸せな生活が送れるようにお手伝いいたします。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
長文を読んでいただきまして誠にありがとうございました。

ふくおか内科クリニック
院長 福岡勇樹
令和2年10月吉日