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2021.10.11

足が激しく痛む「痛風発作」に気を付けましょう

高尿酸血症・痛風

足の親指の付け根が激しく痛む、これは痛風発作かもしれません。

痛風発作は、体の中の尿酸が増えすぎることが原因で起こります。
足の親指の付け根に特に多く、手首、ひざ、ひじなどが腫れて、激しく痛む関節炎です。

痛風発作の原因は、尿酸値が高いことです。

痛風発作の原因となる尿酸はプリン体からつくられ、血液中に溶けた状態で全身を流れています。
1日に体の中でつくられる尿酸は通常700ミリグラムほどです。
尿や便として体の外に排出される尿酸の量も1日700ミリグラムほどなので、正常な状態であれば体の中の尿酸は一定の量に保たれています。
しかし体の中で尿酸が過剰につくられたり、体の外に尿酸が十分に排泄されなかったりすると、血液中の尿酸の濃度が高くなります。
これが「高尿酸血症」の状態です。
尿酸が増えすぎると関節の中で結晶化し、この結晶がはがれ落ちる時に
痛風発作を引き起こします。

痛風発作はどんな時に起こりやすい?

関節が激しく痛む痛風発作は、夜や明け方に発生しやすいといわれ、特に暴飲暴食や激しい運動をした後に起こりやすいといわれています。
痛みは24時間以内にピークに達し、通常は3日から10日ほど続きます。

暑い時期や、脱水があると発症しやすくなります。

痛風発作は夏に多く発症します。
暑いため、汗をたくさんかいて体の中の水分が失われるので、尿の量が減って尿酸が排出されにくくなり、体の中の尿酸の濃度が高くなります。
さらに、暑い夏はビールがおいしい季節ですがビールを含むアルコールは利尿作用があるため、体の中の水分不足を促進します。
また、おつまみとしても美味しいレバー・白子・エビ・イワシ・カツオなどには尿酸のもとになるプリン体が多く含まれています。

痛風・高尿酸血症は正しい診断と治療が大切です。

初めての痛風発作は足の親指のつけ根で起きることが多いのが特徴です。
このほか、「ひじ」や「手首」、「ひざ」や「かかと」も痛風発作が起こりやすい場所です。
痛風発作の痛みは耐えられないほど激しく、中には日常生活を送ることが困難になる人もいます。
痛みは24時間以内にピークに達し、通常は3日から10日で治まります。
痛みが出た場所は赤く腫れあがります。

痛風は、正しい診断や治療を受けずに放置していると同じような発作が繰り返し起きるだけでなく、発作を起こすたびに重症化していきます。
異変を感じたら、医療機関を受診することが大切です。

痛風の治療の大きな柱は、その背景にある生活習慣の改善です。

まずは食べ過ぎに注意して、肥満の方は肥満を解消すること。
当然、尿酸のもとになるプリン体を多く含む食品は食べ過ぎに注意が必要です。
尿酸値を上げる作用があるアルコールは飲み過ぎないよう心がけましょう。
1日2リットルを目安にした水やお茶での水分補給や適度な運動、十分な休養や睡眠によるストレスの解消も大切です。


こういった生活習慣の改善を行っても尿酸値が高めで続いた場合は、内服薬での治療を行っていきます。
ふくおか内科クリニックでは痛風・高尿酸血症の治療に力を入れています。
飲酒が多く尿酸値が気になる方、健康診断でひっかかってしまった方など、お気軽にご相談ください。


ふくおか内科クリニック 院長 福岡勇樹

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