外食から中食へ
コロナ禍のこの頃は、外食よりも自宅で食事するようになったという方、多いのではないでしょうか。
毎日自宅で手作り料理を食べるのは理想的ではありますが、色々と忙しく、時にはお惣菜やお弁当を購入して食べることもありますよね。
外で食事をする「外食」に対して、お惣菜やお弁当を購入して自宅や職場で食べることを「中食:なかしょく」と言います。最近では外食店舗の多くがテイクアウトやデリバリーに対応しており、選択肢が増えました。
便利でおいしい中食ですが、いいことばかりではありません。
中食の特徴
・量が多い
・味付けが濃い
・炭水化物と油脂が多い
・野菜が少ない
中食の時はこんな工夫を
食べすぎたり、塩分・油脂分を摂りすぎたりすることは、糖尿病や脂質異常症、高血圧などの生活習慣病を引き起こします。健康でいるための工夫点を次に挙げました。
量が多い場合は残す
適量を食べて、残す勇気を持ちましょう。「おいしいし」「もったいないし」その気持ち、わかります。でも、体のため健康のためです。量が多いとわかっているときは、数を少なめに購入して家族でわけるのもいいですね。
丼物・単品料理よりも和風な料理を選ぶ
単品料理では摂取品目が限られますし、栄養バランスが偏る傾向があります。煮魚定食や焼き魚弁当などの和風な料理は、比較的栄養バランスが良い事が多いのでお勧めです。
野菜を選ぶ・足す
野菜を使った料理を選んだり、野菜を追加したりしましょう。自身で野菜を追加するのが面倒な方は、カット野菜などを選ぶのも良いでしょう。
上手に活用
便利でおいしい中食、工夫して上手に活用し、生活習慣病を予防しましょう。
ふくおか内科クリニックでは、生活習慣病の診療を行っております。
糖尿病専門医の院長や、糖尿病療養指導士の資格を持った看護師が、皆様のより良い生活にむけたサポートを行ってまいります。
気がかりなことがあればいつでもご相談ください。
ふくおか内科クリニック
看護師