みなさんこんにちは。
今日はお薬のお話をします。
いろいろな病気の治療でお薬を飲むことがあります。
風邪や胃腸薬、ビタミン剤、アレルギーや生活習慣病。がんの治療にも内服薬があります。
薬には決められた飲み方があること、ご存じですか?
PTPシートの役割
錠剤やカプセルをを包装している、シート状のものをPTPシートと言います。薬が汚染したり、空気に触れて吸湿したり変質したりするのを防ぐ役割があります。内服する直前にPTPシートから出しましょう。PTPシートごと内服して食道を損傷したという事例もあるので、必ずPTPシートから薬を出して飲みましょう。
水かぬるま湯で飲みましょう
薬は、水またはぬるま湯と一緒に飲みましょう。水やぬるま湯と飲むことで、おなかで薬が溶けて吸収されます。水分なしで飲むとおなかで溶けにくかったり、食道に引っかかって粘膜が傷つくこともあります。
熱いお湯で飲むと薬が分解されてしまい充分な効果が得られない薬がありますので避けましょう。
水以外の飲み物で薬を飲んだら?
牛乳やジュースや緑茶で飲むと、薬の種類にもよりますが、吸収が遅くなったり悪くなったりすることがあります。
お酒と一緒に飲むと効果が強くなりすぎる薬もあります。水やぬるま湯以外の飲み物で薬を飲むのは避けましょう。
食べ物と薬の関係
種類によっては、納豆やグレープフルーツで効果が強く出たり逆に効果が弱くなったりする薬があり、確認が必要です。
薬は、内服する時間帯や量などが決められています。
用法用量を守って正しく内服しましょう。
ふくおか内科クリニックでは、院長が患者さん一人一人の病気や体調に合わせた薬を処方しています。
薬に関する相談に応じますので、スタッフにお気軽にお声がけください。
ふくおか内科クリニック 看護師