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2023.11.24

糖尿病だった偉人

糖尿病

こんにちは。 今回は糖尿病についてお話します。

誰もが知っているあの偉人が糖尿病だったという事、ご存じですか?

あの人も糖尿病だった?

藤原道長、源頼朝、織田信長、徳川家康らが糖尿病だったという事は、歴史通にも意外に知られていません。
海外ではエジソンやバッハ、セザンヌ、ヘミングウェイなど、錚々たるメンバーが名を連ねます。
経済的に裕福で美食家だった偉人もいれば、貧しいけれど甘いものに目が無い偉人もいたそう。
今ほど内服やインスリンなどの治療薬が無かった昔、運動を意識していた偉人もいれば、体のことは気にせず美酒美食に明け暮れていた偉人もいました。

偉人も糖尿病に悩まされていた

多くの偉人も悩まされたと様々な文献に残っているのが喉の渇き。
血糖コントロールが悪化すると喉が渇いて、水分が欲しくなります。昼夜なく水分を欲し、強い疲労感に悩んだ偉人が多くいたそうです。
そして合併症。神経障害で手足が痛かったり、目が見えなくなったり。背中に大きな腫れ物ができて体調を崩した偉人もいました。免疫が低下し少しの傷でも化膿しやすいという糖尿病の症状に合致します。
歯の痛みに悩んだ偉人もいます。糖尿病の方は虫歯や歯周病になりやすいですし、虫歯や歯周病を放置すると糖尿病のコントロールも悪くなります。

増えている糖尿病患者 

働き盛りもしっかり治療を

世界で糖尿病人口はどんどん増えており、今や11人に一人が糖尿病と言われています。
糖尿病と診断されていない方や、診断されても治療を受けていない方も多くいます。
世界的に見ても働き盛り世代の糖尿病は特に深刻です。
運動不足や不健康な食事、仕事の忙しさを理由にした治療中断などが糖尿病を悪化させ、合併症を進行させます。
かつての偉人達も、偉業で時代に名を残しつつ、合併症に悩んだのです。
糖尿病は症状が無くてもしっかり検査し、治療を継続することが大切です。合併症を進行させないためにも、治療を続けましょう。


ふくおか内科クリニックでは糖尿病の診療を行っております。お困りのことがありましたら糖尿病専門医である院長や、糖尿病療養指導士の資格を持つ看護師が個別に相談に応じます。
いつでもどうぞ。

ふくおか内科クリニック看護師

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