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こんにちは。
今回はタバコのお話をします。

テレビからタバコが消えた

タバコが体に有害であることは、皆さんご存じだと思います。
昔のテレビや映画ではタバコを吸うシーンが多く流れていましたし、喫煙する姿がかっこいいと思われていた時代背景がありました。
1965年ころは成人男性の86%、成人女性の15% が喫煙していたという報告もあります。
しかし、医学的視点や公共マナーの観点から、タバコが悪影響である事が広く知られるようになり、2010年には成人男性では32%、成人女性では10%まで喫煙率が低下しました。
メディアの影響力は高い為、喫煙を好意的に受け取られないよう各放送局が自主的に規制している事もあり、最近のテレビや映画で喫煙シーンが流れなくなったようです。

タバコを吸うと

タバコには、ニコチンやタールをはじめ、たくさんの有害物質が含まれます。
そして、その中には毒物や発がん性物質も含まれています。
タバコを吸うと、有害物質を体が取り込み、血管が収縮し血圧が上昇します。
そして心臓や血管への負担が増え動脈硬化を進展させます。発がん性物質も取り込み、様々ながんになるリスクが急激に上がります。
ニコチンには麻薬より強い依存性があると言われています。
タバコを吸い続ける事で体はニコチン依存症になり、タバコを吸わない時間が長くなるとニコチン切れでイライラします。
そしてタバコを吸うとニコチンが体内に取り込まれ、イライラが解消されます。
こうしてなかなかタバコを止められない体になっていきます。

タバコで引き起こされる病気や悪化しやすい病気

肺がん、食道がん、中咽頭がん、下咽頭がん、喉頭がん、脳卒中、心筋梗塞、狭心症、慢性閉塞性肺疾患、肺気腫、喘息、高血圧、動脈硬化

たばこは家族の健康も奪う

タバコの煙には、タバコを吸う人が直接吸い込む「主流煙」と、火のついた先から立ち上がる「副流煙」があり、副流煙には主流煙と同等もしくはそれ以上に有害であると言われています。
喫煙者の家族や身近な人が自分の意志とは関係なく副流煙を吸い込むことを受動喫煙と言い、上記の様々な疾患になりやすい他、妊婦の場合は低出生体重児や早産の原因になったり、子どもの場合は乳幼児突然死症候群のリスクが高まったりします。
換気扇の下で喫煙する方もいるでしょう。しかし、換気扇ではすべての煙が排出される訳ではなく、一部は室内に拡散しています。換気扇の下で吸うからOKということではありません。

新しいタバコも✖

今まで多くの人が目にしてきた、火をつけて煙を吐く紙巻タバコに代わり、最近は、非燃焼加熱式タバコや電子タバコという新しいタバコが登場しました。
非燃焼加熱式タバコ(葉タバコを加熱してニコチン含有エアロゾルを発生させて吸引するもの)、電子タバコ(液体【ニコチンを含むもの・含まないもの】を加熱してエアロゾルを発生させて吸引する)共に、紙巻タバコよりにおいが少なく健康被害も少ないという見解から利用者が増えていますが、その見解に裏付けは無く、正確ではありません。
実際には非燃焼加熱式タバコや電子タバコにも有害物質が多く含まれ、喫煙者の健康被害も受動喫煙のリスクも充分に考えられます。
新しいタバコなので充分な検証がまだできていませんが、現時点で既にWHO(世界保健機関)は電子タバコのエアロゾルにさらされると健康に悪影響が出る可能性があると指摘しています。

ぜひ禁煙を

タバコは病気や死亡の原因になります。
喫煙者だけでなく、周りの大切な方にとっても同じことが言えます。
禁煙することによって、多くの重篤な病気や死亡のリスクを劇的に減らすことができます。
一人で禁煙できないことを悩まなくても大丈夫です。
ふくおか内科クリニックではあなたの禁煙治療をお手伝いします。
ぜひ当クリニックにご相談ください。

ふくおか内科クリニック
看護師

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