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2021.04.01

お酒、どう飲む?どれ位?

糖尿病 脂質異常症・高コレステロール 高尿酸血症・痛風

秋田は酒の国

こんにちは。 皆さん、お酒は飲みますか?
秋田は米の国・酒の国ですから、「もちろん毎日飲むよ!」という方もいらっしゃいますよね。
そんなお酒の量や飲み方についてお話します。

お酒の適量って?

厚生労働省が推奨する国民健康づくり運動「健康日本21」によると、節度ある適度な飲酒量は1日平均純アルコール量で約20gとされています。
女性は男性に比べてアルコール分解速度が遅く、男性と同じ量を飲んでも女性の方が臓器障害を起こしやすいため、女性は男性の1/2~2/3量に留めておきましょう。
純アルコール量20gに相当するお酒の量は、以下の通りです。

適量のお酒のめやす(1日の量)

ビール     500ml
日本酒     1合(180ml)
ウィスキー   ダブル1杯(60ml)
25度焼酎     ロックグラス半分(100ml)
ワイン     ワイングラス2杯(200ml)
5%チューハイ  500ml

※ビール500ml飲んだら次は日本酒1合・・・ではありません。ビールを500ml飲んだら、今日は他は飲まないで終わりというめやすです。

お酒 お勧めの飲み方

お酒の適量がわかったところで、次は、お酒のお勧めの楽しみ方についてお伝えします。

おいしい食事を食べながら

お酒はおいしい食事とともに、ゆっくり飲みましょう。
空腹時はお酒の吸収が早く悪酔いにつながります。また、空腹だと胃の粘膜にお酒が直接ダメージを与えます。
食事をせず「から酒」をする人がいますが、飲み過ぎにつながりますし、体を壊しかねません。

食べ過ぎ注意 バランスよく

逆に、お酒が入ると食べ過ぎる方もいます。お酒の席では高カロリーなおつまみが並ぶことが多いですし、酔って感覚がマヒし満腹でもつい食べてしまうこともあるでしょう。自身の分は予め自身のお皿に取り分け、食べ過ぎを防ぎましょう。
野菜(野菜スティックやトマトサラダ、もろきゅうなど)や適量の肉や魚(焼き鳥やお刺身や焼き魚など)を選び、バランスよく食べましょう。鍋料理は野菜もたんぱく質もバランスよく摂取できるのでお勧めです。

強いお酒は薄めて

ウィスキーや焼酎などのアルコール度数の高いお酒は酔いが回りやすく、胃への刺激も強いため、水などで薄めてゆっくり楽しみましょう。

休肝日も大切

毎日お酒を飲むことは肝臓に負担をかけ、胃や腸の粘膜も荒れてきます。休肝日を設けましょう。

持病のある方は特に注意

糖尿病や高尿酸血症(痛風)などの持病がある方の場合、お酒の飲み過ぎは病状の悪化につながります。主治医と相談しましょう。
ふくおかクリニックでは糖尿病や高尿酸血症の方の治療を行っております。食事療法やお酒について、個別に相談に応じますので、お気軽にどうぞ。

ふくおか内科クリニック看護師

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